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やさしい人

sanktusjp — Wed, 18 Feb 2015 05:31:52 +0000

　ミュージシャンのマクシムは、都会での生活に疲れ生まれ故郷の町トネールに戻って来た。ここで人生を謳歌している父親を傍目に、マクシムは無気力な毎日をただ過ごしていた。ある日地元情報誌から取材を受けることになったマクシムは、若くかわいらしい記者・メロディに心を奪われてしまう。メロディとの出会いで人生が１８０度変わった彼は明るさを取り戻しいつしか２人はつき合うようになった。しかし、甘く幸せな日々は突然終わりを告げた…。
　疲れきった心と体を温かくみたしてくれた愛が、突然消えてしまう無常さが切ない。美しいブルゴーニュの冬景色を背景に、あるロマンスの行く末を描き出した一作。

闇のあとの光

sanktusjp — Wed, 18 Feb 2015 05:28:35 +0000

　メキシコの新鋭による不可思議な現代の寓話。
　フアンは美しい妻とふたりの子どもとともに何不自由ない恵まれた日々を送っていた。ある日、赤く発光する“それ”が彼の家を訪れる。その日を境に、穏やかだった日常が少しずつ歪み始める…。大自然を背景に、人間が作り出す「なにげない日常」をはめ込み、「暴力」「性」「不穏」を垣間見せる。悪魔とも神ともつかない“それ”を介在に、光と闇の世界が見えて来る。スピリチュアルな手触り、涼やかな映像美に圧倒される一作。

アデル、ブルーは熱い色

sanktusjp — Wed, 18 Feb 2015 05:22:39 +0000

　学校の人気者・トマを射止めた女子高生のアデルは、彼とのデートに向かう道すがら、青い髪の女に目を奪われた。その後数日経ても、一瞬すれ違っただけの彼女が頭から離れないアデル。ある夜、友人と遊んだ帰り道一人バーに立ち寄るとそこにあのブルーの髪の女・エマがいた。二人は急速に惹かれあい、愛を確かめ合うまでに時間はかからなかった…。
　アデルとエマの数年にわたる愛の軌跡を描いたこの映画は、‘１３年度カンヌ国際映画祭パルムドールをはじめとして各方面で絶賛され世界的な話題作となった。深く心に刻まれる美しく、激しく、儚い愛の物語。

旅人は夢を奏でる

sanktusjp — Wed, 18 Feb 2015 05:19:33 +0000

　一流のコンサートピアニストとして活躍するティモの前に、突然父親と名乗る男が現れる。３歳の時に別れたままの父親・レオとの３５年ぶりの再会。それはくしくも、音楽に全てを捧げて生きるティモについていけなくなった妻が子供を連れて出て行ってしまった直後の事だった。どうしても一緒に行きたいところがあるとレオに連れ出されたティモは、思いがけず父と旅することになり…。
　互いに知り得ない３５年を埋めるのは音楽と旅先での出会い。フィンランドで大ヒットした幸せが見つかるロードームービー。

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