マノエル・ド・オリヴェイラ監督追悼特集 – 高崎映画祭　公式サイト

階段通りの人々

sanktusjp — Mon, 08 Feb 2016 10:02:13 +0000

階段通りの街・リスボン。街角でさい銭箱を手にし、通行人からの恵みで羽振りのよくなった盲目の老人と、それを羨む下町の貧しい人々の一日。さい銭箱をめぐる悲喜劇をみずみずしく描いたファンタジー作品。

sanktusjp — Mon, 08 Feb 2016 09:59:41 +0000

フロベール『ボヴァリー夫人』の舞台を現代のポルトガルに移し変え執筆されたA・ベッサ＝ルイスの原作を映画化。その原作から採られた「言葉の美しさ」と繊細な「映像美」、ふたつの「美」が織りなす愛の物語。

sanktusjp — Mon, 08 Feb 2016 09:58:22 +0000

罪とは？愛とは？信仰とは？
アダムとイヴ、キリスト、カラマーゾフ、ラスコーリニコフにニヒリスト…一つ屋根の下で暮らす、古典的文学作品の登場人物を名乗る人々が繰り広げる虚構の対話劇。

sanktusjp — Mon, 08 Feb 2016 09:57:24 +0000

長引く独立戦争に疲弊した兵士たち。彼らが語る各時代の戦争の記憶を通し、ポルトガル民族の2000年にわたる、栄光と敗北の歴史を描き出す。オリヴェイラ監督のフィルモグラフィー随一の戦争・歴史スペクタクル。

『ノン、あるいは支配の空しい栄光』と『レステロの老人』は２本同時上映。

sanktusjp — Mon, 08 Feb 2016 09:56:22 +0000

ある邸宅に華々しい貴族たちが集まる今宵の晩餐会―物語は厳かに歩み出すのだが、子爵のある告白をきっかけにして想像もつかない事態が次々と引き起こされる。監督のユーモア輝くオペラ・ブッファ（喜歌劇）映画。

sanktusjp — Mon, 08 Feb 2016 09:55:02 +0000

V・サンチェスの同名戯曲を映画化した本作は、現実においての成就しない愛を描いた作品群「挫折した愛の四部作」の第一部。過去と現在、死者と生者の間を交差し、生きている相手を愛することができない女を描く。

sanktusjp — Mon, 08 Feb 2016 09:54:09 +0000

クラリェ村で上演される、農民たちによるキリスト受難劇の映像記録。一見すると不自然な「上演の記録」だが、本作でその可能性に目覚めた監督が、後の傑作群につながる「作品歴のターニングポイント」と語る重要作。

sanktusjp — Mon, 08 Feb 2016 09:49:33 +0000

異なる時代を生きたポルトガルを代表する文学者4人が、ポルトガルの過去と未来について対話する。「レステロの老人」とは、カモンイスの叙事詩『ウズ・ルジアダス』の中で、大航海の偉業に意を唱えた登場人物。

『ノン、あるいは支配の空しい栄光』と『レステロの老人』は２本同時上映。

sanktusjp — Mon, 08 Feb 2016 09:27:21 +0000

少年の恋模様を描いたこの長編デビュー作は公開時に、「大人に嘘をつく子どもを描いている」と非難される。しかし戦後、外国で公開されると、その躍動する子どもたちの姿はネオレアリズモの先駆的作品と評された。