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2018.2.5

【終了】日本映画の現在と未来

昨年の日本映画のいまとみらいでは「地域・映画」をキーワードに、シンポジウムを行いました。地域の活性化や観光資源として映画を活用する流れが生まれたり、大手資本ではなかなかゴーサインが出ないような“作り手が観客に届けたい映画”を地域力で支援したり、“観客が観たい映画”を一部の地域から発信し大きな動きにしていったりと、様々な形が生まれてきていることが整理されました。

 昨年の日本映画のいまとみらいでは、「地域・映画」をキーワードに、シンポジウムを行いました。地域の活性化や観光資源として映画を活用する流れが生まれたり、大手資本ではなかなかゴーサインが出ないような“作り手が観客に届けたい映画”を地域力で支援したり、“観客が見たい映画”を一部の地域から発信し大きな動きにして行くなど、様々な形が再確認されました。

 さて、昨年「地域映画」の可能性が見えてきたわけですが、「その可能性をどう活かすのか」に今年は迫ってみたいと思います。映画祭は、観客に映画を届ける「地域」の動きの一つです。全国各地に様々な映画祭があり、どれもが面白い試みをしています。今回は新しい形で注目を浴びる映画祭の方々をお呼びして意見交換を行いたいと思います。“十祭十色”の映画祭模様を存分に分かち合えればと考えています。
キーワードは「不易流行」。変化の中に核としてある本質は何なのか、新しさや変化とは何なのかを探ってみたいと思います。
 どんな話が飛び出すか、どうぞ楽しみにお出かけください。

 
 

  • 日程
    4月8日(日)
  • 時間
    『高崎グラフィティ。』14:30の回上映+舞台挨拶終了後(概ね16:45頃より18:15終了予定)
  • 会場
    高崎シティギャラリー コアホール

※入場無料

ご登壇ゲスト

  • 本広克行氏
    (映画監督)

    さぬき映画祭ディレクター

    本広克行(もとひろ かつゆき)

    1965年生まれ。香川県出身。高校を卒業後、映画学校、映像制作会社を経て、1996年に初の映画監督作品『7月7日、晴れ』で劇場デビュー。
    2003年に公開された映画『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、日本映画(実写)興行収入記録歴代1位の座を獲得。その後もドラマ・演劇・アニメ・ゲーム・MV・ショートムービー・CMと、活動の場は多方面に渡る。2013年「さぬき映画祭」ディレクターに就任。
    最新作は映画『曇天に笑う』(2018年3月21日公開)。

  • 森谷雄氏
    (映画プロデューサー・映画監督)

    ええじゃないかとよはし
    映画祭プロデューサー

    森谷雄(もりや たけし)

    1966年2月24日愛知県生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業後、テレビドラマの世界へ。
    プロデューサーとして、「天体観測」(’02/フジテレビ)、「ザ・クイズショウ」シリーズ(’08・’09/日本テレビ)、「33分探偵」シリーズ(’08・’09/フジテレビ)、「深夜食堂」(’09/毎日放送・TBS)、「コドモ警察」(’12/毎日放送)、「みんな!エスパーだよ!」(’13/テレビ東京)などのドラマを手掛ける。
    映画の主なプロデュース作品は『ロッカーズ ROCKERS』(’03/陣内孝則監督)を皮切りに、『シムソンズ』(’06/佐藤祐市監督)、『Little DJ〜小さな恋の物語』(’07/永田琴監督)、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(’08/塚本連平監督)、『シャッフル』(’11/及川拓郎監督)『しあわせのパン』(’12/三島有紀子監督)、『ぶどうのなみだ』(’14/三島有紀子監督)、『プリンシパル』(‘18/篠原哲雄監督)、『曇天に笑う』(‘18/本広克行監督)
    監督作品には『サムライフ』(’15)『アニバーサリー』(‘16)がある。

  • 川岡大次郎さん
    (俳優)

    川岡大次郎(かわおか だいじろう)

    1978年大阪府出身。
    1996年映画「タイムリープ」でデビュー。その後、フジテレビ系連続ドラマ「ビーチボーイズ」「救命病棟24時」NHK朝ドラ「カーネーション」「花子とアン」大河ドラマ「龍馬伝」等に出演。映画は「サマータイムマシン・ブルース」・「UDON」(本広克行監督)等にも出演。テレビ・映画・舞台・ナレーションと幅広く活躍している。
    また2017年にテレビ番組を通じて移住した那須塩原市との出会いから、ショートムービー「HELP‼」を初プロデュース。同市で撮影し、2018年さぬき映画祭で見事グランプリを受賞した。

  • 河本清順氏
    (シネマ尾道 支配人)

    河本清順(かわもと せいじゅん)

    1976年広島県尾道市出身。
    2001年に市内で最後の映画館「尾道松竹」が閉館したことをきっかけに、2005年市民団体「尾道に映画館をつくる会」を立ち上げる。
    2006年「NPO法人シネマ尾道」を設立。2008年市民募金2700万円を集めて「尾道松竹」を改装し市内で唯一の映画館「シネマ尾道」を開館。

    NPO法人シネマ尾道代表理事、シネマ尾道支配人として現在も活動を広げている。「シネマ尾道」は今年で開館10周年を迎える。


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