2014年の劇場公開本数は邦画・洋画合わせて1100本を超える数字となりました。10年前の数字と比べると2倍以上の公開本数です。たくさんの映画の出現は嬉しいものの、正直なところこれは、「見切れないほどの本数」であることも間違いありません。
邦画に至っては600本を越えています。そして映画はフィルムからデジタルへと変わり、観る環境も感覚も変わってきています。
出来た映画が人目に触れる方法論も劇場公開のみならず、さまざまに開かれてきました。観たい映画が観たい人の元へ確実に届くようになったのでしょうか? そして、それは誰かにとっての珠玉の映画体験が生み出されることに比例するのでしょうか? そうに違いない!とは、なんだか強く言えない気がしています。
さて、日本においての「映画」は、今どうなっているのでしょうか。そして「映画」は今後どうなっていくのでしょうか。
これからの日本映画界を支えるであろう若き作り手と、映画をさまざまな形で支える人たちと、日本の「映画」を語ってみようと思います。
日時 4月5日(日) 高崎シティギャラリーコアホール
14:20~16:00 (開場15分前)
入場料無料
コーディネーター:高崎映画祭 総合ディレクター 志尾睦子
トークイベント登壇者(予定):大崎章監督(『お盆の弟』今夏公開予定)
渋川清彦さん『そして泥船はゆく』『お盆の弟』主演)
川合元監督(『捨て看板娘』)
谷口未央監督(『彦とベガ』)
片元亮監督(『ストロボライト』)