第30回高崎映画祭
2016年3月26日(土)〜4月10日(日)開催!
2015年4月2日、106歳の生涯を閉じたオリヴェイラ監督は、100歳を超えても映画を撮り続け、生涯現役を貫きました。映画も然ることながらその映画人生に羨望と敬意を表します。一般社団法人コミュニティシネマセンターが実施する「永遠のオリヴェイラ」part.1全作品を一挙上映。珠玉の映画体験をお約束します。
1908年12月11日にポルトガル北部の港町ポルトに生まれる。
1931年に初監督作『ドウロ河』を撮り、42年に初の劇場用長篇映画『アニキ・ボボ』を発表。家業を続けながら映画制作を続け、62年に長篇第二作『春の劇』を発表するが、「ポルトガルには検閲が存在する」という発言によって投獄される。10年を経て1972年3本目の長篇『過去と現在 昔の恋、今の恋』を発表。1974年独裁政権が終わり、オリヴェイラは『ベルニデまたは聖母』(75)、『破滅の愛』(78)、『フランシスカ』(81)と「挫折した愛の四部作」を構成する3作品をつぎつぎに発表。また、敏腕プロデューサーのパウロ・ブランコと組み、自分の望む企画を実現できる環境を得る。以後、上映時間6時間50分の大作『繻子の靴』(85)、『神曲』(91)、『アブラハム渓谷』(93)、『世界の始まりへの旅』(97)、『クレーヴの奥方』(99)などの輝かしい傑作を発表し続け、2000年代に入り、90歳をこえてもなお、ミシェル・ピコリ(『家路』01)、ジョン・マルコヴィッチ(『永遠の語らい』03)、カトリーヌ・ドヌーヴ(『永遠の語らい』03)、ビュル・オジェ(『夜顔』06)、ジャンヌ・モロー(『家族の灯り』12)といった世界的名優を迎えて、作品を生み出しつづけた。2014年のヴェネチア映画祭で短篇『レステロの老人』上映。2015年4月2日没。享年106歳。
1994年 1h36 ポルトガル=フランス
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:ルイス・ミゲル・シントラ/ベアトリス・バタルダ
4/3 | 日 | 13:00〜14:36 高崎電機館 |
1993年 3h08 ポルトガル=フランス=スイス
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:レオノール・シルヴェイラ/セシル・サンス・ド・アルバ
4/3 | 日 | 15:30〜18:38 高崎電機館 |
1991年 2h21 ポルトガル
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:マリア・ド・メデイロス/ミゲル・ギリェルメ
4/4 | 月 | 10:30〜12:51 高崎電機館 |
4/5 | 火 | 15:30〜17:51 高崎電機館 |
1990年 1h50 ポルトガル=スペイン=フランス
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:ルイス・ミゲル・シントラ/ディオゴ・ドーリア
4/4 | 月 | 16:30〜18:39 高崎電機館 |
4/5 | 火 | 10:30〜12:39 高崎電機館 |
1988年 1h31 ポルトガル
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:ルイス・ミゲル・シントラ/レオノール・シルヴェイラ
4/4 | 月 | 13:30〜15:01 高崎電機館 |
1972年 1h55 ポルトガル
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:マリア・ド・サイセット/マヌエラ・ド・フレイタス
4/3 | 日 | 10:30〜12:25 高崎電機館 |
4/5 | 火 | 19:00〜20:55 高崎電機館 |
1963年 1h31 ポルトガル
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:ニコラウ・ヌネス・ダ・シルヴァ/エルメリンダ・ピレシュ
4/4 | 月 | 19:30〜21:01 高崎電機館 |
4/5 | 火 | 13:00〜14:31 高崎電機館 |
2014年 0h19 ポルトガル
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:ルイス・ミゲル・シントラ/リカルド・トレパ
4/4 | 月 | 16:30〜18:39 高崎電機館 |
4/5 | 火 | 10:30〜12:39 高崎電機館 |
1942年 1h11 ポルトガル
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:ナシメント・フェルナンデス/フェルナンダ・マトス
4/3 | 日 | 19:30〜20:41 高崎電機館 |