永遠と一日

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 北ギリシャのテサロニキ。詩人で作家のアレクサンドレは不治の病に冒され、余命わずかと自覚している。全てに別れを告げる最後の一日を、彼は今日迎えるつもりだ。娘・カテリーナの家に向かう途中、アレクサンドレは警察に追われたアルベニア難民の少年に遭遇し、とっさに少年をかくまい逃がしてやった。 
 カテリーナに病状をはなせないアレクサンドレは、しばらく旅に出るからと愛犬の世話を頼むが断られてしまう。更には娘の夫ニコスから生家である海辺の家を売りに出したと聞かされる。ショックを受けその場を後にするアレクサンドレは、再び先ほどの少年を町で見かける…。
 一人の人間の深く尊き一日が、情感ほとばしる映像美で綴られる。

1998年 2h14 ギリシャ=フランス=イタリア 出演:ブルーノ・ガンツ

 3/28(金)14:40-16:54 高崎市文化会館

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