こども映画館

長靴をはいた猫

一般社団法人コミュニティシネマセンターでは、フィルムで映画を上映する「Fシネマ・プロジェクト」の一環として、子どもたちに映画の魅力をフィルムで体験してもらうための「こども映画館」を実施しています。
今回、高崎映画祭では「こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!」プログラムから、『長靴をはいた猫』を上映します。これは、日本で唯一の国立映画専門機関である国立映画アーカイブと共同で実施するもので、巡回作品は35ミリフィルムで上映します。

料金:当日のみ高校生以下 500円
このプログラムに限り、未就学児無料

©東映

  • 監督・演出:矢吹公郎
  • 出演:石川進(ペロ)/藤田淑子(ピエール)/榊原ルミ(ローザ姫)/水森亜土(殺し屋)/水垣洋子(ネズミのチビ)
  • 1969年/日本/1時間20分 国立映画アーカイブ所蔵作品

ネズミを助けたことで死刑を宣告された猫のペロは、縛り首の縄を切って逃げ出します。逃走中に助けたピエールを、お婿さんを探している国王の娘・ローザ姫の婿にと売りこみますが、魔王ルシファがローザ姫を奪って城に監禁してしまいます。ローザ姫を救出すべく、高い城、そびえる塔、吊り橋などを舞台に激しい戦いが繰り広げられ…。シャルル・ペローの童話をもとに、井上ひさしと山元護久が脚本を書き、ギャグ監修に中原弓彦こと小林信彦を迎えた豪華なメンバーで製作されました。愉快なギャグとアクションが盛りだくさんの長篇アニメーションで、東映動画を代表する作品です。朝日に溶けていく魔王や、その光の中を落下していくローザ姫とピエールを救う鳩の群など、救出場面はアニメーションならではの表現に満ちています。

 

主催:高崎映画祭委員会、一般社団法人コミュニティシネマセンター、国立映画アーカイブ

特別協賛:木下グループ

  • 3/30(土) 10:00~11:20@高崎電気館

〈35mmフィルム上映〉