過眠症で引きこもり状態の寧子は、出版社に勤める津奈木と同棲生活を送っている。自分をコントロールできない寧子は、いら立ちから恋人に当たり散らす生活を送っていた。そこへ津奈木のかつての恋人・安堂が現れ、自立して別れるように迫る。不器用なふたりの純真でむきだしな愛の形。